W124(KE制御エンジン)当たるも八卦、当たらぬも八卦トラブル辞典
一応経験値で記載しておりますが、勘違いもあるかもしれません。
みなさまの故障&修理事例をお待ちしております(是非、掲示板に書き込んでください!)

エンジン編:

症状 原因
アイドリング不良
 エンジン始動後アイドリングが
 不安定で今にもエンストしそうな雰囲気
 冷間始動で症状がでるようならアイドルエアバルブの不具合が濃厚。
 LLC温度センサー、吸気温度センサの不良でエアバルブが開かない
 場合もあり
 W124(M102/M103)やW126(M117)などのアイドルエアバルブは
 ロータリ式なのだが内部にはグリス(シリコン?)が充填されているので
 洗浄等を行うと2次エアを吸い込み、症状を悪化させる場合が多い

 ECU本体の故障は稀のようだ

 冷間温間変わりなく症状が出る場合、スロットルポジションSW不良
 エアフロセンサーの接点磨耗、フラップ位置不良。

 意外なところでは燃料が悪い場合もあり
 水抜き剤等の添加剤を投入し、FUEL配管等が錆びてしまっている
 場合もあり(エンスト、始動困難他トラブルにもあてはまる)

 インジェクタの詰まり、垂れ。
 FUELデスビの詰まり、不良による燃料供給、燃圧力不足
 ガバナー、レギュレータ不良による燃圧不足不安定。

 FUELアキュムレータ内ダイアフラムパンクによる燃圧脈動
 これは論理的な見解で交換して直ったという様な例は無し

 プラグ、プラグコード、コイル、デスビ、ロータの不良
 消耗品と割り切って交換すると改善することも多く
 加速時の息つきも併発。

 FUELレギュレータのダイアフラムがパンクして、バキューム配管先である
 エアクリナ内に燃料が吸われている

 (Dジェトロ車輌ではエアフローセンサの接触不良、接点磨耗
 ハーネストラブル
 一番多いのがスロットルアクチュエータの暴走。)
温間時始動困難

 セルを長めに回さないと始動しない、
 始動感もぐずついている。
 
 セルを目いっぱい回して、アクセルを
 煽らないとエンジンが始動しない。
 
 アクセルを1cmくらい押す感じでキープ
 しながらセルを回すと始動する。
 水温センサの不良、O2センサの不良

  FUELアキュムのダイアフラム破損。

 FUELパーコレーションの可能性あり、ディーラー車でFUELクーラー有り車
 でも発生する場合もあり。
 通常は顕著な症状が出るほど沸騰することもない。

 センサープレートの位置不良。

 FUELデスビ、FUELデスビガバナ(EHA)の不良で燃圧不足になり
 始動できない
 冷間時はコールドスタートインジェクタにより燃料増量があるので始動できる

 長期間使用、過酷な状況での使用(都内渋滞路で常用)の場合
 カーボンの堆積が起因する場合もある?
 日本で使用している場合、数年でガスケットがぐずぐずに崩壊を
 始めるので(症状として、1番シリンダ付近からのOIL漏れ/
 6番シリンダへの冷却水侵入)、これらが原因となっている可能性も!?
冷間時始動困難
 エンジンが冷えていると、掛かり難い
 アイドルエアバルブの不具合。
 LLC温度センサー、吸気温度センサの不良でエアバルブが開かない
 場合もあり
 W124(M102/M103)やW126(M117)などのアイドルエアバルブは
 ロータリ式なのだが内部にはグリス(シリコン?)が充填されているので
 洗浄等を行うと症状を悪化させる場合が多い

 FUELデスビ、インジェクタの不良で燃圧が残っていない。
 インジェクタから燃料が燃焼室に垂れてしまっている。

 FUELアキュムレータの不良?交換して改善したという実例は...

 FUELレギュレータのトラブル。
 #吹けあがりが悪く軽快感がなく加速不良ならレギュレータの可能性も
 燃料ポンプの劣化による吐出量不足
始動不能

 初爆もない場合、イグナイタの破損例が多い。
 
 OVPリレー、FUELポンプリレーの破損で始動しない場合も多い。
 
 デスビの破損例(異常放電により端子が腐食)もあり
 
 O2センサのトラブルで燃料制御のフィードバック不良
 
 セルが回らない場合、インヒビタSW不良の場合あり
 (Nレンジで再トライ
 するかシフトレバーがちゃがちゃ操作することでで
 一時的に復活する場合もあり)
 
 カムポジションセンサ不良も考慮に。

 (Dジェトロ車輌ではダイレクトイグニッションコイルの不良、
 ハーネストラブル、エンジンコンピュータ内点火制御回路内
 チップ抵抗破損、エアフロセンサーの破損)

エンスト  FUELポンプリレーの破損
 (ハンダクラック等のマイナートラブル多し)
 赤信号/料金所で停まろうとしたらエンスト等の場合は確率高し、
 走行中に止まる前に交換しましょう。

 OVPリレー焼損

 アイドルエアバルブ動作不良

 FUELフィルタの詰まり、ゴミの位置次第で調子良かったり悪かったりする。
 ミクスチャが薄過ぎる

 O2センサのフィードバック不良で燃料が濃い、通常はエンストするまで濃く
 ならないが。

 FUELレギュレータのダイアフラム破損。
 連結されているバキュームホースからインマニへ燃料が流入してしまう。
加速不良  OVPリレーFUSE切れ

 デスビの進角不良

 コイルの劣化、高圧コードからのリーク、プラグの消耗/不良

 イグナイタへのバキュームホース抜け

 FUELレギュレータのダイアフラム破損。
 連結されているバキュームホースからインマニへ燃料が流入してしまい、
 マフラーからは黒煙が出る。
 定走行中でもアクセルをオンオフしているような症状も出る。
アイドリングが高くなった  OVPリレーの焼損、接触不良
マフラーからの白煙  アイドリング中の排気ガスも白っぽい場合、OIL上がりの可能性あり
 加速時、走行中だけならばOIL下がり
 寒いとき、高地での白煙は水分なので心配無し

 ガスケット切れ、シリンダクラック、ヘッドの歪み等で冷却水が燃焼室に
 侵入している場合もある
プラグをチェックしたら白い斑点がある  冷却水が燃焼室へ微侵入している可能性あり

駆動系:

走行中のコトコト、コツコツ音          アッパーマウントの劣化、キリキリ、コツコツ音も同様

 ハブベアリングの破損、ホイールボルトの不適合(長過ぎ)
段差等でゴトゴト、カタカタ音   ダンパーの劣化。
 
 サスペンションの取り付け部分のトラブルは稀。
 #W126の場合はブレーキサポートアームのブッシュ劣化は定番。
 レベライザ付き車輌の場合アキュムレータの劣化もあり
走行中のキーキー、クゥワァン音  金属摺動音、ベルトのスリップするような音。
 ハブベアリングの破損、ブレーキの引きずり、バックプレートの干渉

 デフシールの劣化

 ドライブシャフトの中間継ぎ手ベアリング劣化
直進安定性が悪い  基本的にはアライメント不良、タイヤ不良、空気圧不良等は問題外。
 W124の場合リアリンクのブッシュ劣化は定番でワゴンの場合はセダンより
 症状が顕著にでる。 

 タイヤの磨耗進行でもブレーキングなどで振られる場合もあり。
 ハブベアリングの破損、磨耗でも当然アライメント変化が起きる
 ハブベアリングの調整不良→ワイドタイヤ装着車両は標準車両に比べて
 調整(交換)頻度が多く要求されるので要注意

 タイヤの不良も稀にあり、同じタイヤでもマイナーチェンジでコンパウンドが
 違っていたり、製造年度が大幅に違っていたりする場合もあるので要注意
 ピレリなどでは車種別(ポルシェ用と一般販売用など)に違う物があったりする
 
 ホイールの歪み、高速になればブレてくる、一般道路で80キロくらいまでは
 何事も無かったように走ったり出来る。
 重くて精度の悪い(しかも太い)ホイールでも同様。
ATシフトショック過大  ATの消耗

 ATFの劣化、不適合規格品の使用
 とはいえ症状が進んでいるようだとATF交換は逆効果の場合もあるので
 要注意

 ATF油圧の不適合
ATシフトしない  シフトバルブの不良
ATの空走、滑り  ATクラッチ、ATブレーキバンドの磨耗、
 ATFの漏れによる液量不足、ATFの劣化
ATシフトレバーの振動、
位置のズレ
 リンケージブッシュの脱落、磨耗
シフト操作でコツンという音  コンパニオンプレートの劣化

 デフのバックラッシュ過大の場合もあり
 
 マフラー吊りゴムの劣化、エンジンマウントの劣化でエキゾースト系が
 ボディーへ干渉してた例もあり
発進時にたまにコツンという音  デフOILの劣化
かすかな金属的擦動音  ブレーキピストンの固着、戻り不良

 パワステポンプの不良、フルード不足
エンジンを吹かすとビリビリという音  遮熱板の取り付けボルトの緩み、エキゾースト配管の緩み

冷却系 :

オーバーヒート
 走行中は適温になる
 冷却水の不足(漏れ等)の場合は当然。

 ファンカップリングの劣化、電動ファンの不動やモータの劣化、
 #上記2点は見た目、回っているので気がつきにくいが確実に風量が落ちている
 水温SWの故障は稀
オーバーヒート
 走行中も高温
 冷却水の大幅不足
 
 冷却水のエア抜き不足、サーモの固着の場合もあり。
 
 ウォータポンプの故障。

 古い車の場合、ラジエタの目詰まりにも要注意

 エアコン偏:

 効かない  冷媒不足、コンデンサの冷却不足(電動ファン動かず)
 正常回路の場合、コンプレッサー始動ではなく、始動後冷媒圧力があがってからファンが動き出す
 ことに注意。

 エバポレータ温度センサーが故障し、コンプレッサーが停止せずエバポレータが氷結し
 冷気が出ない。

 ブロアアレジスタ焼損は稀で、
 ブロアモータの故障で風が出ない場合が多い。

 室内温度、吹き出し口温度センサの故障でエアコン制御フィードバック不良
 動かない  ガスの入れすぎで高圧SWが動作しコンプレッサーを停止
 
 ガスが抜けで低圧SWが作動しコンプレッサーを停止

 電動ファンが回らず(リレー、レジスタ焼損etc)冷媒を冷やせず、
 高圧SWが作動しコンプレッサーを停止。

 エキスパンションバルブの詰まりで冷媒圧力が高圧SWは作動しコンプレッサーを停止

 エバポレータの温度センサーが故障しコンプレッサーを停止

 エアコンOILが不足しコンプレッサーが焼き付きをおこしてしまった。

 FUSE切れ(FUSEボックスとは別場所なので注意)
冷房中なのに温風も
でる
 大抵はヒータバルブの故障(ソレノイドの固着、不動)、パッキンの破損が原因
 ヒータバルブ内部パーツの入手は超困難なのでASSY交換となる。
 後期型のポンプ一体式の場合、ポンプ代+バルブ代の高額出費。
 一部風量で
 風が出てこない
 風量スイッチの接触不良(分解掃除で直ることもある)
 #ブロアレジスタの故障は稀の様子