FUELインジェクタ交換
(M117エンジン)

 アイドリングで不快な振動、1000rpm前後の回転域でカブリがあります。
それ以外の領域には問題ありません。
典型的なインジェクタのトラブル(垂れ、霧化不良)かエア吸い症状でしょうか。
燃料投入式のFUELインジェクタクリーナを入れてみましたが今回は効果がありませんでした。
#FUELデスビのトラブルは無いことを祈りつつ、あえて無視したのですが...

 117エンジン用のインジェクタ(000 078 58 23)、ガイドチューブ(116 070 00 77)、
インシュレータ(117 070 04 55)シールリング(009 997 10 48)、エアホース(116 094 25 82)、
エアホースの栓(116 997 12 86)を用意します。
#部品名は、少々こじつけ的グレーな部分もありますが意味は通るでしょう。
もちろんインジェクタ本体だけ交換することも可能ですので、その場合はガイドチューブと
インジェクタだけを用意ればOKですね。

  

エアクリーナを外して作業開始です!  

 先ずは徹底的にインジェクタ周辺の
汚れを落します。
エアブローとケミカル(ブレクリーン)を駆使。
手抜きをせずにピカピカに!!
 次にインジェクタホルダーに接続
されているエアホースを外します。
硬化しているので確実に破損する
と思われますが、新品を組み込む
ので気にせず外しましょう。
 配管を12mmスパナで慎重に緩めて
インジェクタの押さえ板は5mmのHexで外します。
この部品はリプレイスされ、Hexからトルクスへ
変更されています。

インジェクタを引き抜き、ホルダーも引っ張れば
簡単に外れてくるでしょう。

 Oリングの周辺は上から落ちてきた汚れが
溜まっていますので慎重に取り外します。
キレイなウエスとエアブローで汚れが
残らなように掃除しておきます。

 燃料配管の接合部分にも汚れがついていないか
確認しましょう。
 おそらく材質が違うと思われる
旧インジェクタと新インジェクタの対比です
インジェクタはガイドチューブに潤滑剤を塗って
通し、ホルダにしっかり嵌め込みます

 形状は電子制御のインジェクタを同じ形に
なりますので、電気式のインジェクタを
流用してフルコン(MOTECなど)で
制御することも可能ですね。
 左バンクは配線、配管があり作業し難いですが
それなりになんとかなります。
M103エンジン用のインジェクタは
ホルダ形状ゆえ明らかに
特殊に見えますね〜。
電子制御化は難しそうです。

部品があるので換えた的作業でしたが、アイドリング域の不調は解決しませんでした。
やはりFUELデスビ回りに問題があるのでしょう。
エンジンを停止した後でもインジェクタには残圧が確保されていて、次の始動時に
スムースに燃料が供給される仕組みなのですが...
今回の交換作業で、配管を緩めても燃料の漏れが無かったのです。
もちろん配管を外すほど緩めれば管に残っている燃料は垂れてきますが
ジュッと漏れて来なかったのです。
診断と交換作業はFUELデスビの交換