ウッドパネルの補修

 脱着が多かったり、作業中に体重を掛けてしまったりと酷使した結果、シャルター部分のウッドパネルが
ヒビ割れだらけで、大小合わせて20本以上。
遠目に見ても確実にヒビが見えて、使用に問題ないとは言えみすぼらしい。
なんとか目立たなくする補修をしたい。
全部剥離して樹脂を塗り直すのは大仕事なので、今回は傷に樹脂を流し込んでみましょう。
完全に傷を消すことは出来ないでしょうが、目立たなくなることに期待します。

 ヒビだらけで....写真でも判るくらいですから相当酷いですよね。。

 注型用とファイバー積層用2種類のエステル樹脂とエポキシ樹脂とアクリルカッターを用意。
ポリ注型用はほぼ透明ですが、ポリ積層用は茶色味を帯びています。
(少量であれば色味は関係ありませんので、安価なポリ積層用で充分かな)

 私が試した結果、まぁポリは上手く出来たと思ったら直ぐにひび割れたりしました。
かといって凄く良い感じに補修できた部分もありで元材質との相性があるのか?
元材がエポキシだと思われますので、わたしはエポで作業します。

 まず、樹脂層が浮いている部分が無いかを確認し、剥がれかかっている様な部分には
2液式のエポキシ接着剤をしっかり注入し、クランプで固定して一昼夜放置します。
多少のはみ出しは気にせず、接着剤を充分に浸透させることが大事です。

 次に、アクリルカッターで傷を引っかいてV字型の溝を掘ります。
傷以外の部分を削って傷を増やさないように注意するのはもちろんですが、
掘り過ぎると木材本体を削ってしまうことに留意します。
木を削ってしまうと白っぽくなってしまいますので、色調整をしたニスや塗料で着色しなければなりません。
深い傷には寸止め、浅い傷は傷の深さ分だけの谷溝を掘るということです。
樹脂層の厚みが均一でないので要注意です。

 充填する樹脂は硬化によるヤセも考慮して、やや山形に盛り上げて乗せるようにしました。
#主剤と硬化剤は説明書の指示通りの割合で混合。
   

 数分放置して樹脂が落ち着いてきたら温風ヒーターの前(当家の出力では80cmほど離しました。)に
立て掛けて熱硬化させた後、さらに1日放置して完全に硬化乾燥させます。
あせりは禁物完全硬化を目指します。

 さて、これからが勝負!
磨き倒してピカピカにします。
横着して粗目のサンドペーパーなんぞ使ってはいけません、せめて800番くらいから初めて
1000番1200番と仕上げていきます。
努力の人と化しましょう。

 ポリ樹脂(積層用)を剥離剤を塗った缶スプレーのキャップ入れて作った小さ目の当て板
#ヤスリを使って平坦に仕上げ、真ん中に穴が開いているのがミソ。
#紙ヤスリは、両面テープで当て板に貼り付けて使用します。
を使って盛り上がった部分だけを集中的に平滑にしていく感じから全面を平滑にしていきます。

 その後でコンパウンドを使い磨きます。
コンパウンドはホルツの3本セット(傷取り、磨き、鏡面仕上げってな感じ)を使用。
最後にプラスチック磨き用の研磨剤で仕上げます。
さすがにココでは電動工具を使ってバフ掛けで磨き倒します。
#エアTOOLもあったのですが、コンプレッサ起動して空気を溜めてが面倒だったっす

  
 どーよ、結構目立たなくなっちゃったんぢゃないの?

 もちろん、傷自体は消えませんが埋まって平滑になったので光線の反射具合が良くなったかと。
完全に板目に沿った方向の傷は完全といって良いほど感じられないのですが、
斜めや直行している傷は補修跡が判別できます。
また、当たり前ですが浅い傷ほどキレイに補修できますね。
耐用については未知。

完璧を目指して試行錯誤しているうちに、なんかどんどんボロくなっていくよう〜な...
で〜カーボン貼っちゃいました

やっぱり純正に戻そ!
新品価格がそれほど高くもない?(2万円程度)だったので、多少の色合い違いは
この際目をつぶるとして注文してみました。
頼んだユニットには前期型のような台座をまとめて呑み込タイプでないのでスイッチ部分だけを
取り外し、パネルに直接セットします。

ベースからSWを外して コネクタだけに
コネクタは直接ウッドパネルにはめ込み可能
新品は当然、ピカピカ!
オーディオ用のフェーダーコントロールは
予備穴として、フタをしておきます。
#もちろんフタも純正ですよ〜