ブレーキ強化
さて、単純に100キロの重量増加に伴いブレーキも強化してみよう。
ブレンボのW124キットの見積もりをしてみると、高いなぁやっぱり。
純正流用でもキャリパが高いね〜、新品で見積もってみましたが輸入しても高い物は高い!
#正規ディーラの新品価格だとブレンボで7万円/1個、ATEだと14万円/1個 (@@;;)
#もちろんブレンボはデッドナンバー。
こりゃ中古のキャリパを探すしかないでしょう〜。
見栄えの良さと神話では500E初期型のブレンボだけど、これはそうそう転がっていません。
あっても暴利に違い有るまい。
R129(SL)のATE(500Eの後期型と同じつーか)を探そう!!
そんなある日、R129の解体車発見!!
まずは装着可能かどうかチェック。
事前調査では、300E−24、E320はATEの4POTがついててローター径は295mmで厚みが22mm
ロータは品番で言うと124 421 15 12。
R129とE500はATEの4POTでローター径は300mmで厚みが28mm、これが初期モデルについてて
#径と厚みはW126と同じ↑ローターっぽいっすが取りつけ方法が全然違うので、勘違いしないよーにね。
最終品番が129 421 20 12、後に径が拡大されてオフセット値も変わり?
129 421 17 12(L用)/129 421 18 12(R用)に。
★とまぁ、一概になんでも移植可能とは言えませんのでご注意ください、キャリパと一体で持ってくれば
移植可能率が高いですね。
う〜ん、素W124のフローティングキャリパのキャリパーサポート取っ払ってしまえば何の加工もなしに
付きそうな雰囲気。
マスターシリンダの容量も大丈夫っぽいのでゴーゴー!!
問題はローター径が拡大、キャリパも大きくなるからホイールに干渉しないかってこと。
たまたま落ちていたケーニッヒの500SL(ドリルドローターが付いてるけどブレーキ自体は純正)に
自分の使っているAMG 1P 17インチホイールをはめてみると...

おっ!径はOK全然余裕かましてクリアしてますぅ。
ホイールボルトを軽く締めこんでキャリパが当たらないかもチェックしましょう。
数ミリのクリアランスで干渉しない!?と思いつつ、ホイールボルト本締めしたらタイやが回らん、
当たってるです。
キャリパ表面に5mm程の出っ張りがあって、それに干渉してる様子。
でも僅か3〜5mmくらいのスペーサで逃げられそうなので購入決定だ!
新品価格の1/4でキャリパ2セットとローターをゲット。
ブレーキホース切断はいただけないけど、どうせ再使用しないから良し。
キャリパは当然オーバーホールキット組み込むとしてローターはとりあえず中古で数ヶ月使ってみましょう。
さて実際に装着してみるだ、取らぬ狸になったら泣いちゃうようと思いつつ.....
ロータの厚みが増した分、ロアアームへの干渉が心配されましたがこれもセーフ。
もちろんバックプレートは10mmほど曲げ加工が必要になりました。
#加工つーても、手でグーっと奥に押すだけだけどね。
へへへ〜ん!、希望的観測通りキャリパもブラケット外してボルトオンできました(ふー良かったぁ)
で、キャリパについている謎の出っ張りは鋳込みの残骸、ヘソみたいな物だと判断してグラインダーで切削。
ついでに、サビと汚れを電動工具+ワイヤーブラシでピカピカに研磨だぁ。
してして、スペーサも使わず装着OKを確認!!
#同じATEキャリパでもヘソ無しがあるのは後日確認しました、500E用で。

スペーサ装着 → タイヤが外に出る → フェンダーに干渉 → フェンダー叩き出し
が不要となってラッキー!
#少しお金が節約できた〜、いかったいかった。
オーバーホールキットが来るまでに当然の様に真赤にペイントだす。
が、これは失敗。
4POTキャリパのOHは結構手強く、せっかく塗ったキャリパは傷だらけになってしまった〜。
#やっぱり塗料は2液式使わないと、OHの度に傷だらけになってしまうので、ここは塗装のやり直しするだ。
OH作業はメンテナンスの方に掲載っす
さて、作業再開。
PADセンサーのコネクを抜き、ブレーキホースをゆるめておきます。
フローティングの片押しキャリパを13mm/15mmのレンチを使ってカウンターを掛けて外します。

んでもって、強敵キャリパ ステーの19mmボルト2本を1/2インチレンチを使って外します。
#ロングメガネでもOKですが、スペースの関係でちょっと使いにくいですね。
W124のロータはW126などと違い、ネジ1ポンでの固定ですので外すのは楽チンです。
ローターは固着していたら裏から前に引っ張る感じでしっかりと保持しつつ、
ハンマーでホイールとの当たり面をがん!がん!
と叩けば衝撃で徐々に抜けてきます。
#裏側からプラハンで叩いてもびくともしないっすよん!
事前に、浸透潤滑剤をハブとの辺り面にスプレーしておけば、10〜HITで外せます。

ここまでくれば、一息つけますぅ〜。
ハブの外周とローターとの当たり面にブレーキグリースを薄〜くぬっておきます。
そして、何の違和感もなく新ローターを装着完了。
旧キャリパは本体をクルクルっと回してブレーキホースと分離させ、すばやく新キャリパを
逆の要領でつなぎます。
キャリパ固定用のボルトは、キャリパーステーで使っていたものをそのまま流用、
ロックタイト(222)を塗って10.5Kgのトルクで装着します。


PAGIDのブレーキPADの裏金にバックプレートを載せ、キャリパピストンとの当たり面にブレーキグリースを薄く塗り
キャリパに差し込み、押さえ金具とドエルピンを打ち込んで完成間近。
PADセンサー(126 540 20 17)をセットしたら完成だよ〜ん!!!
センサは片方内側にだけつけます(つーか両方に付きません)。

ほんでもってオマケ情報。
R129、600SL用の4POTキャリパと320mm径30mm厚のロータ(129
421 17(18) 12)も取り付け可能を確認しました〜
#後期型ロータ 129 421 21 12 は未確認です
ちなみに解体屋にコレ↑しかなくて、190Eにくっつけるという暴挙に出たら大成功。
んでもバネ下過重が増大しすぎで軽快感がスポイルされたかも〜。
効き過ぎて前転するから止めろゆーたのに(笑)